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脂肪注入豊胸で効果がない

脂肪注入豊胸の効果

脂肪注入豊胸で効果がない、と感じることが有ります。術後の腫れが引くと、かなり小さくなったように見え、ショックを受けることもしばしばです。

注入した脂肪の一部は吸収される

一般的には、注入した脂肪がすべて残るわけではなく、一部は体に吸収されます。仕上がりが期待より小さい場合には、脂肪の定着率が低かった、もともとの期待値との差が大きかったなどが考えられます。最終的なボリュームは数か月かけて落ち着くため、術後早期であれば、まだ確定とは言えず、数か月は経過観察を行う必要が有ります。

脂肪注入豊胸でどれくらいバストアップしますか

片胸に200〜300mLの多量の脂肪を注入しても、そのすべてが残るわけではありません。脂肪注入豊胸では、一般的に1回の施術で約0.5〜1カップ程度のサイズアップが一つの目安です。ただし、注入量や脂肪の定着率、もともとの胸の大きさ・皮膚の伸びやすさなどでかなり個人差が有ります。術後は腫れもあるため一時的に大きく見え、その後数か月で吸収されて最終的なサイズに落ち着きます。また「何cc入れれば1カップ上がる」という単純な換算は出来ません。同じ注入量でも、体格や吸収率によって見た目の変化が異なります。

脂肪注入豊胸で効果がなく電話で相談する女性のイメージ

脂肪注入豊胸のデメリットやリスク

脂肪注入豊胸は、自分の脂肪を使うので安全、と説明されることが有りますが、合併症がないわけではありません。主なデメリットやリスクは次の通りです。

  • 脂肪注入豊胸は、思ったほど大きくならないことが有ります。注入した脂肪の一部は吸収されるため、1回で大幅なサイズアップを希望する場合には向きません。
  • 左右差や形のばらつきを認めることが有ります。左右で脂肪の定着率が異なることが有るためです。
  • しこりや脂肪壊死を生じることが有ります。定着しなかった脂肪が壊死し、硬いしこりになることが有ります。石灰化やオイル嚢胞が生じる場合も有ります。
  • 細菌感染を合併することが有ります。感染すると抗菌薬治療や処置が必要になります。
  • 脂肪採取部にトラブルを生じることが有ります。脂肪を採取した太ももや腹部などに、凹凸、左右差、皮膚のたるみ、内出血、痛み、しびれなどが残ることが有ります。
  • 乳房検査に影響を生じることが有ります。脂肪壊死や石灰化などが画像検査で見つかることが有り、乳がん検診を受ける際には、脂肪注入豊胸を受けたことを伝えることが必要です。
  • その他の合併症として、血栓や塞栓、麻酔に伴う合併症など、手術一般に伴う重大なリスクも有ります。
  • 特に注意したいのは、大量に注入すれば、その分だけ大きくなるとは限らない点です。無理な注入は脂肪壊死などのリスクにつながるため、希望するサイズと安全に注入できる量のバランスが重要です。

脂肪注入豊胸で効果がない場合の再手術

脂肪注入豊胸で十分なサイズアップが得られなかった場合、シリコンバッグ豊胸は有力な選択肢です。特に2カップ以上など、はっきりしたボリュームアップを重視する場合、シリコンバッグ豊胸は、希望するサイズを実現し、吸収によって小さくなることもありません。脂肪注入で効果がない場合、脂肪注入をもう一度行う方法も有ります。採取できる脂肪が十分あり、自然な触感や見た目を優先する場合には選択肢になります。また、シリコンバッグ+脂肪注入(ハイブリッド豊胸)で、バッグでボリュームを出しながら、輪郭を脂肪で整える方法も有ります。

脂肪注入豊胸で効果がなく再手術を行い希望通りになった女性のイメージ

脂肪注入豊胸で効果がない場合の再手術のデメリットやリスク(稀なものを含む)

  • 被膜拘縮を認めることが有ります。
  • バッグの位置がずれることが有ります。
  • バッグが破損することが有ります。
  • 細菌感染を合併することが有ります。
  • 傷が目立つことが有ります。

脂肪注入豊胸で効果がない場合の再手術

脂肪注入豊胸で効果がない  症例写真

脂肪注入豊胸で効果がない  症例写真2

脂肪注入豊胸で効果がない  症例写真3

29歳、既婚。脂肪注入豊胸で効果がない

症例経過:1年半前に他院で脂肪注入による豊胸を受けた症例です。術後徐々に小さくなり、数か月後には、バストアップ効果が全く認められなくなりました。前医には、再度脂肪注入を行うことを勧められましたが、違う方法の豊胸手術を希望し、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、前回注入したと思われる脂肪は、ほとんど残っておらず、一部がしこりになっていました。2カップ以上の豊胸効果を望まれ、シリコンバッグによる豊胸手術を行いました。術後直ぐから3カップのバストアップが認められ、大きな胸を得ることが出来ました。

症例解説:脂肪注入豊胸は、自己組織を使う豊胸手術で、安全であると説明され、多くの施設で行われています。しかし、1回の脂肪注入で得られる豊胸効果は、せいぜい1カップ程度です。大きな胸を形成したい場合には不適です。仙台中央クリニックでは、このような症例に対し、シリコンバッグを用いた豊胸手術を行っています。大きな豊胸効果が得られるので、出来るだけ大きくしたいという方に喜ばれています。脂肪注入豊胸後に効果がない場合の修正手術は、細菌感染のリスクが有ります。

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